macos版のinkscapeがネイティブ環境対応していた [mac]
Inkscapeのmacos版はなかなかアップデートしないし無理やりのやり方でネイティブ環境をインストールというか作り込みというかしないといけない状況だったため様子見をしていました。
安定の0.9バージョンは、X11のXQuartzを立ち上げないとダメでした。これが嫌だったんですよ。
久しぶりにHPへ行ってみると、よく見たらベータバージョンではあるものの、1.0.0beta2なるものがあるじゃありませんか。早速ダウンロードしてインストール。ちなみに使用Mac OSは10.15.2です。
まず、ネイティブ環境でちゃんと立ち上がりました。すなわち普通のアプリと同じくInkscapeだけが立ち上がりました。これって嬉しいですよ、ほんと。XQuartzさようならです。
操作環境もどうなのかちょっとだけやってみましたが、それほど劇的な変化はありません。ただ、日本語を直接扱うことができるようになっていました。画面の文字は直接入力したものです。日本語の文章も段落を含め入れられるのですが、別画面の方で入力をしないといけないのがネックです。(直接入力もできていないわけではありません。ただ変換画面が出てこないんです。入力はされています。という事は近い将来日本語の直接入力も変換画面が出てくる可能性がありますね。)
とはいえ、今までは面倒だったことを考えるとこれはいい。
上の画像では英文字フォントを一文字ずつ変更しています。また、次の行はアウトライン化しています。
最後の行は、日本語がMac内にあるフォントが使えるという意味でTrue Typeフォントをわざと選んでいます。
なんとなくですが、動作速度が緩慢なんですよね。
これもネックではありますが、イラストレータのようにサクサク使うにはまだまだ遠いけど、そこそこはちゃんと使えるようになってきたので、イラストレータなしでもなんとかやりくりできそうです。
gimp2.10はmacosで遂に日本語直接入力できていた [mac]
久しぶりにMacOS版のGIMPをやろうと立ち上げたのですが、旧バージョンなのは分かっていたのでアップデートをしました。今のところGIMP2.10.14が新バージョンのようなのでダウンロードしましたよ。
インストールするとダーク画面は前バージョンからなので新しさはないような気がしたのですが、なんとなくフォントの取り扱いが違う気がしたので、日本語を直接画面に入力することをやってみました。Windows版では出来ていた機能ですが、Mac版は英文字のみダイレクト入力だったんですよね。仕方ないので日本を使うときは別ソフトで文を作っておいてコピペするという面倒さがありました。直接入力できたほうがいいに決まっていますが、日本語を取り扱わないのなら納得するけど日本語もコピペしちゃえば後はフォトショップのように出来ていましたから、機能的にできないわけじゃないのにと思っていたんです。
今回、画面の通り日本語直接入力することが出来ていたことが確認できました。
True TypeフォントでもOKです。ただ、日本語フォントを選択するには日本語表示じゃないのでローマ字読みで表示されていますから注意です。
とはいえ、使えるようになりましたからこれでフォトショップからも少しずつ離れることができます。
機能面においても選択ツールとか新機能とか色々ありそうなのでじっくりとまた使ってみようかと思います。