INKSCAPEっていいかも [mac]
最近フリーのソフトでハマっているのがINKSCAPEというアプリです。
OSX版は安定版(0.48.5)です。Windows版も同じバージョンとなっています。ちなみに両OSでインストールしました。
OSXはやはりネイティブではありません。そのため、X11が必要となります。そのことについてはインストールするHPにて詳しく書いてあるのでご覧下さい。
(https://inkscape.org/ja/download/mac-os/)
さて、このINKSCAPEは日本語にも対応しています。ファイル>INKSCAPEの設定>インターフェースというところにあります。
使用感ですが、フリーソフトと考えると恐ろしく良いアプリです。そりゃあIllustratorそのものよりは劣る面はありますが、それでもフリーですから絶対いいです。Illustratorを使っている人なら原理やパス、色の設定やオブジェクトの変形等どんなことができるのか、そしてパスをぐりぐりいじることが好きな方はどうすればいいのか分かりますよね。そのIllustratorのやり方とは違うやり方ではありますが、基本的にやれることは同じです。ただ、OSXの場合はX11に頼っているためにキー操作が違うとか、パスをいじる感覚が違うとかありますが、それさえクリアすれば結構使えます。
それでは、最近私がやっていたデータを貼ってみます。
小さくしたので分かりにくいかな。
色の勉強をしようと考えてそのサンプルを作ってみました。
日本語の入力については残念ながらX11を日本語入力対応に加工しないといけないため、現状は日本語入力する場合はコピペでやった方が早いです。Windows版は入力できます。
やっていて思うのはIllustratorばかり使っていたため、その操作に慣れちゃっていて、Illustratorが便利だなあって思って使っていましたが、Illustratorを使わないと考えた時のドローソフトを考えるとこれしかないのが現状だと思うんです。そうなると、これでできるのかと心配になりましたが、思った以上の出来の良さにびっくり。また、私はOSXを現状では、OSX EI Capitan(10.11Beta(15A243d))で使っていますが大丈夫でした。
これがネイティブに対応してくれたらめちゃ嬉しいなあ。近い将来は対応するらしいので楽しみです。
ちなみにIllustratorのデータを読み込みできるかどうかですが、概ね大丈夫ですね。あと、驚いたことに、このINKSCAPEの保存フォーマットは .svgですのでOSXでも標準で対応しているためデータを参照するとその中身が表示されます。PDFと同じ感じです。ちなみにScalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス、SVG)のことで、オープン標準です。これについてはウィキペディアとかその他を参照してください。
いやあ、これはいいや。
Illustratorの新しい機能はいらないという人でIllustratorの操作方法でなくてもいいという人にはぴったり。私もこれでIllustratorから逃れられました。というのも、今までずーっとPhotoshopとIllustrator、aftereffect、director(Flash)などいろいろAdobe(途中で買収されたものも含む)の製品を使ってきましたが、最近AdobeのCCについていけなくなり、脱Adobeを目指しています。そうなるとフリーのオープンで提供しているものしかないわけですが、それでも一昔前のソフトと比較したらめちゃくちゃ高機能ですよね。今現在オープンソースで使っているものは、
・INKSCAPE
・GIMP
・OpenOffice
・VirtualBOX
となります。
近い将来やってみたいのが、blenderです。ちょこちょこやっているのですがなかなか手が周りません。
あとはOSXに標準でついてくる写真とかiMovieとか、GarageBandとかプレビューとかでほぼなんとか今までの制作環境と同じようなことができるようになってきました。Dreamweaverも使っていましたが今は使わないようにしています。これも代替えソフトを物色中です。
ただ一つだけどうしようもなくて購入したソフトがありあります。motionです。これはaftereffectの代わりですが、OSXにしかないもの。安いんですがかなり編集できます。しかもOSX EI Capitan(10.11Beta(15A243d))で使用していても十分使えました。
まあ、簡単に言うと貧乏なんですかねー。(笑)
2015-08-11 17:58
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