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5.1chサラウンドでフロントライトレフト映像を実現したいと [mac]

 5.1chサラウンド音響で空間を面白い劇場感にできるのが面白くて遊んでおりますが、やはり映像関係を携わっているので映像も何とかできないかと安い値段で出来る方法を考えていたら、Macでできるかなとやっております。

すなわち、フロント画面、ライト画面、レフト画面とを連動する映像を作って5.1chのスピーカーに映像と音を合わせるとこれがいいんですなあ。

これをMac miniでやると考えて設定してみたということです。Mac miniが私の中では一番安い機材。

さて、映像は実写カメラを3カメともまったく同じく設定し画角を調整すればいいだけ。水平固定3カメ三脚を考えて撮影すればいい。でも、実写だと自由度が少ないということで、3Dアニメーションで製作中。単純にボールがぐるぐる動くだけの映像で実験。5.1chサラウンドを作るのは比較的容易にできているので(Final Cut StudioのSoundtrack Proがあるので)映像はどうかということでやってみたのです。

Mac miniにはUSBポートが4つ。3画面を作るには一番安い方法としてUSB-RGB出力変換を使った方法かと思い、映像なので映像処理が早そうな映像チップが入っていると思われるUSBグラフィック(USB-RGB/D2)をチョイス。
HDMIでも出力したいのでDVI-HDMI変換ケーブル5mも購入しました。しかも3本。このUSBグラフィックアダプターを3画面連続で大きな画面になるようにつなげて表示すればいいわけです。すなわち、動画を16;9画面3画面を繋いで横長の映像を一つの映像として作り、それを3画面それぞれに合わせて表示するように配置すればそれぞれのモニターにはそれぞれの映像が流れるという仕組み。たいしたこと無いことだけど3画面を同期させる仕組みを作るよりは楽ですよね。

さて、早速購入したのでグラフィックアダプターを接続。すると。。。。映らないんですよね。
MavericksバージョンのOSXはマルチディスプレイという非常に優れた映像処理になっているんです。独立した映像処理しているのでこのバージョンで3画面をと考えていたのですが、映らないことには駄目ですよね。で、早速これはドライバーが新しいOSに対応していないからだと判断しグラフィックチップの会社HP(Display Link社のチップということがいろいろなブログでも紹介されていますね)へ行って、Mavericks対応ドライバーをダウンロードして設定。すぐに映像が表示されましたよ。良かった。

さて、3画面を繋いで16:9画面3画面つないだ映像を配置してっと。あれ?何度やってもドラッグして移動している時はちゃんと3画面に表示するのに手を離すと一つの画面にしか表示しません。すなわち、3画面とも連続して入るけど、独立した画面として表示されちゃうため、連続した一つの画面とはなっていないのです。ああ、なんてこった。これじゃあだめじゃん。

色々投資もしているので諦めるわけに行きません。またネットで調べていると、Mavericksでのデフォルトマルチディスプレイ設定には「ディスプレイごとに個別の操作スペース」というのがMission Controlというシステム設定の中にマルチディスプレイの設定があるんです。これはわからないモニターをつないでいるんだからモニター設定からもアクセスできるようにして欲しいところだ。まあ、何はともあれこの「ディスプレイごとに個別の操作スペース」のチェック項目を外して3画面の連続した一つの画面にすることが出来ました。これで、でかい画面表示になりましたよ。良かった。
スクリーンショット 2013-12-07 9.15.57.jpg


動画はさすがに高速な動きには対応できませんが、多少コマ数の少ないレベルであれば十分映像に耐えうる画像表示をしてくれます。若干動画のスピードなど制限がありますが、それを無視できる映像であれば立体映像?の様に表示するため、音響と合わせておもしろ空間が出来上がり。

それではこれから完成をするべく作品作りをします。

ただ、これを作ったからといって何かあるわけでも無いです。ははは。 


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