ピンホールカメラの原理でマイクロフォーサーズ写真 [日常機器]
大したことはありません。いい加減なやり方でいい加減にやっているので。
まずはピンホールカメラのためのレンズの部分をどうするか。
で、以前にデジボーグのオートフォーカスをしようとマイクロフォーサーズ機用の14-42mmレンズを壊したわけですが、そのレンズのカバー(プラスチック)を使うことにしました。
まず、ピンホールをどれぐらいにすればいいの全くわからないので、やく1.5mm程度のサイズで穴を開けて、それをれ14-42mmレンズの先端に付けた状態で撮影してみた。
14-42mmレンズの長さは約10cm(フレンジバック込)ぐらいになります。
それで撮影した写真は次、
ん?なんだこれ?
というのが初めて撮影した記念の写真です。(笑)
これではピントもあわないし、望遠気味です。なんでだろう?
ピンホールカメラは基本的にピントは無限にあっているはずですので、もっと小さい穴で情報をシャットアウトしないといけないのかなと思いましたが、それの前に望遠気味なのをもっと広角にするのを最初に修正してみた。すなわち、ピンホールのキャップからセンサーまでの距離が概ね10cmであるのを約3cmぐらいにして撮影した。
おお、これは広角になったな。嬉しい。でもピントはいまいち。
先ほどの14-42mmレンズを外して、直接キャップをカメラボディへ付けた状態でピンホールからセンサーまでが約3cmということで上記の感じなんです。背景にTVが写っています。
カメラの状態は以下の感じ、
いつも野鳥撮影をしている、E-PL1sです。
これに14-42mmレンズの先端にピンホールのキャップをつけている状態です。これで、おそらくセンサーまでが約10cmぐらい。適当ーな測り方ですから厳密に計算していません。
それでこれが直接ボディに貼り付けた状態。センサーまで約3cm。
ピントがいくらなんでももう少しあわないと写真としてはダメですよね。
ですので、ピンのサイズをもっと細くしてみました。上記写真の中央に黒いテープを張って、そこに小さい穴を開けただけです。(笑)
ところがこれぐらいでも十分なピントがでるんですよねぇ。ビックリ。
ちょっとくらいですが14-42mmにピンホールキャップを先端に貼って望遠気味にした状態で撮影。
流石に光量不足な感じ。でも、かなりピントが出てきましたよ。望遠じゃなければもう少し光量を稼げますので、先ほど紹介したボディへ直接貼り付けるセンサーまで約3cmで撮影をしてみました。
どですか、かなりはっきりしたでしょ。よく見るとケラレもありますけどね。(笑)
しかし、蛍光灯でこれぐらい撮影できちゃうんですよ。恐るべしピンホール。
それじゃあ、うさぎのモモを撮ってみよう。
うーん、うさぎのモモが微妙に動いているので背景の椅子(穴のあいた白いやつ)がピンと合っているように見えます。
もうちょっと近づいてみた。
うん、これぐらい撮影できるだけでもいいかな。日中だったらもう少し綺麗に映るのかな?
これ、光量がとても良い感じ。でもケラレが凄いです。
どういうことかというと、キャップを利用しているのですが、キャップですから奥行きがあるわけです。1cmほどあります。それを利用して凸で撮影していたのを反対にしてセンサーまで約2cmぐらいにして撮影したということです。
光の加減とかはとてもいいんですが、ケラレがひどすぎ。ですので、やはり暗いけどキャップを凸に戻します。
ま、これぐらい撮影出来ればとりあえずいいかなと。
これは被写体までの距離が約35cmです。ピンホールとセンサーまでが約3cmで撮影したもの。
これで日中の撮影をやったのを今度紹介したいと思います。
面白い実験をされましたネ!!
日中の光量が多いときの画像を楽しみにしています。
by Mitch (2012-05-21 18:29)
Mitchさん、今晩は。
はい、楽しんでやっています。
先程日中の写真をアップしました。是非ともご覧ください。^^;
by doudesyo (2012-05-23 22:05)